社会人でも福祉用具専門相談員の資格は取得できる?
介護福祉の分野にて活躍することが出来る「福祉用具専門相談員」になりたいという方は多くおられると思います。
この福祉用具専門相談員になることは、社会人であっても可能なのかどうか、気になる部分なのではないでしょうか。
ここでは、社会人でも福祉用具専門相談員の資格が取得できるかどうかについて、ご説明していきます。
社会人だけど福祉用具専門相談員になりたい
今現在社会人として別の仕事をしているという方の中で、福祉用具専門相談員になりたいという方の場合、結論から言えば、福祉用具専門相談員の資格を取得することは可能です。
福祉用具専門相談員となるためには、福祉用具専門相談員の講習会に参加し、所定の課程を履修・修了しなくてはなりません。
となると、その講習会の期間が気になるところです。
この福祉用具専門相談員の講習会は、50時間のカリキュラムとなっており、多くのスクールが6日から8日程度のスケジュールとなっています。
そのため、今の仕事で一週間程度の休みが取得できそうであれば、その期間で福祉用具専門相談員の資格を取得することが可能です。
もし平日にまとまった休みが取得できなくても、土日のみ開講しているスクールもありますので、安心してください。
この講習を受けるにあたり、受講資格は設けられておりません。
何方でも受講することが可能となっていますので、介護福祉の分野に興味があり、福祉用具を通してサポートするという事に関心がある方は、ぜひ挑戦していただけたらと思います。
また、直接介護に携わりたいという方も、受講されている方が多いものとなっています。
福祉分野への転職は難しい?
介護・福祉の現場というのは、一般的な社会人の方からみると、少し特殊に映る部分があるかと思います。
「利用者様」を主体とし、サービスを提供していくことを大前提としている業界となっていますので、まずはその点を理解することからはじめなくてはなりません。
そして、転職で大きなポイントとなるはずの、”今までの自分の実績”というものが、全く通用しなくなります。
そうなると、どうして介護福祉分野への転職を試みたのかというような質問をされるケースが多くなるため、しっかりとその理由を考えておかなくてはなりません。
ゼロからスタートするという事を快く受け入れてくれるところもあれば、以前介護福祉関連の仕事に就いていないならお断りというようなところもあります。
異業種や異職種からの転職は難しいという事を頭に入れておいたほうが良さそうです。