全国福祉用具専門相談員協会とは?

平成19年7月に職能団体として誕生した全国福祉用具専門相談員協会は、平成22年10月に一般社団法人格を取得して現在に至っています。

 

「ふくせん」と略して呼ばれており、福祉用具専門相談員指定講習の修了者(A会員)と、その要件を満たす専門的有資格者で協会の目的に賛同する会員(B会員)によって構成されています。

 

協会設立の目的は?

介護保険の中で福祉用具貸与サービスは在宅サービスに位置付けされています。これにより、介護保険の諸問題は、福祉用具の分野でも多くの課題を抱えているのです。

 

福祉用具貸与には、必要とする人が必要な期間だけ利用して、介護状態や環境の変化に応じて何度でも交換使用することが出来る利点があります。戻ってきた用具をメンテナンスして次の必要な人に貸し出す、何度でも繰り返して使用する事は資源の有効活用でもあり、複数の用具から何度でも選択使用出来る事は、画期的な社会保障システムだと言えます。

 

しかし、福祉用具の専門職でありながら、人やキャリアによっては持っている知識に大きな差があるのが現状です。

 

一番の大きな「人材育成」を最優先課題と考え、福祉用具専門相談員全体のレベルアップを目指して協会は設立されました。

 

専門性を高める活動

将来2050年には4割が高齢者になるとも言われています。その高齢者を支える人も少なくなる中で、一層の高度で良質な福祉用具サービスへの期待は高まっていくでしょう。

 

@福祉用具貸与・販売の専門職としての職業倫理の確立
A福祉用具専門相談員への研修事業
B会員向けホームページ運営
C会員向けメールマガジンの配信
D厚生労働省、地方自治体、保険者等への提言・連携
E関係者との連携強化
F福祉用具貸与・販売の普及、啓蒙活動

 

様々なスキルアップ研修の実行と目的意識の高い活動によって、福祉用具専門相談員全体のレベルアップに貢献し、利用者や介護者に福祉用具の選定が出来るようになるのです。

 

利用者自身や家族が、利用者にあった福祉用具を選び出すのは大変な事です。また、専門知識のない人が適当に選んだとすれば、せっかくの介護保険の仕組み(貸与システム)は生かすことが出来ません。

 

今後、専門知識を備えた福祉用具専門相談員の存在は大変重要となるでしょう。