福祉用具の知識を学ぶメリットは?

超高齢化社会に向かう日本において、高齢者家族、老老介護、独居老人、障害者施設の増加、介護施設の増加など福祉用具を必要とする場や人は増加の一途と言えるでしょう。

 

福祉施設や高齢者施設が増える一方で、介護の場を在宅に移行させようとする動きもあります。在宅で高齢者や障害者を介護することは、家族や訪問介護の負担増に繋がる恐れもあります。福祉用具を利用する事は、利用者にとっても介護者にとっても必要不可欠なものになってきました。

 

介護のプロ

介護の仕事をするうえで、福祉用具の知識を持つことはとても重要です。利用者、介護者両方のニーズに適した福祉用具についての専門知識があれば、介護する人も安全に楽に介護でき、介護者が安全で楽であることは、利用者も安心して任せることに繋がります。

 

的確な用具選択と総合的なアドバイスができることで、利用者のみならず家族からの信頼も得ることが出来ます。

 

介護者の手や体力を必要とするだけでなく、福祉用具も適時使用することで、介護のプロとして、より充実した介護が出来るでしょう。

 

適切な福祉用具の使い方

介護の現場では、多くの介護職員が腰痛や膝痛を抱えている現状があります。人が人を支える、日常の生活を手助けする現場では、多少は仕方ない職業病とする見方もあります。

 

しかし、設置されている座位吊り具や体位変換器、福祉用具の知識や情報不足から、うまく使いこなせずに、器具よりも介護者自身が体力を使って移動などをすることから、身体を痛めてしまう例もあるのです。

 

福祉用具の知識を持つことは、必ずしも利用者の利点だけでは無く、介護者の利便性にもつながっているのです。

 

福祉用具をうまく使用することは、言い方を変えれば介護保険を適切に使用していることにもなります。介護保険を使用して、要介護認定の利用者の為に設置した福祉用具が適切に使用されていないことは、介護保険が生きていないことになります。

 

福祉用具を必要とする人のニーズに応える為にも、福祉用具の専門知識を得ることは大変重要と言えるでしょう。

 

また、在宅で介護する家族にとっても、福祉用具は必要なものです。より良い家族関係を継続する為に、福祉用具を積極的に使用することでお互いの負担軽減を図っていきたいものです。