福祉用具専門相談員になるには?

介護を必要とする人、介護する人にとって福祉用具は無くてはならない必需品です。移動する、食事する、入浴する、排泄する、寝る、毎日の生活に欠かせないものとなっています。

 

利用者だけでなく、介護する家族や介護職員を支えるのが福祉用具専門相談員なのです。高齢化社会が進み、介護を必要とする人が増加する現代において、福祉用具専門相談員への期待も大きくなっています。

 

資格取得と仕事

福祉用具の専門員として、福祉介護の分野で仕事したいと考えたならば、まずは福祉用具専門相談員の資格取得が必要となります。

 

介護福祉分野の資格講座を開講しているスクールを探して、受講と実技演習で資格取得は可能です。2015年4月から受講時間は50時間となりますが、他の資格に比べると短時間での資格取得が可能です。

 

福祉用具の専門家として直接必要とする人に商品説明、適した用具の選定、営業やメーカーとケアマネージャーや施設との交渉など、50時間の受講で出来る訳ではありません。基礎の基礎を学ぶのが資格講座であり、資格取得後からが相談員になる勉強でしょう。

 

各メーカーの商品開発も進み、福祉用具も日々進歩しています。介護される側と介護する側双方の利益を考えることは大切ですが、勤務先がメーカーや販売店になると営業力もかなり重要になってきます。

 

資格取得した後の自分がどんな場所で働きたいかによって、立場は大きく変わってきます。介護の目で福祉用具を見ていくか、用具としての機能性や開発者的な立場(メーカー)で仕事をしていくかで変わってくるのではないでしょうか。

 

新商品と勉強

福祉用具専門相談員になるには、資格取得さえすればなれます。それは、あくまでも資格を持つという意味です。しかし、本当の専門知識を生かす相談員になるには勉強を欠かすことは出来ません。

 

商品開発も進み、日進月歩で新商品は生まれます。新商品が誕生したからといって、すぐに購入してくれるか、レンタルするかは難しいところです。

 

介護保険の対象品である事、既に使用している用具を変えることは利用者に不安を生みます。専門相談員がいかに勉強して、商品の認知度を上げる営業力でメーカーとしての売上や専門店の成績にも繋がるのです。

 

その売上や成績同様に、利用者や介護者に寄り添いコミュニケーション能力を発揮して、喜びの言葉をもらうことが出来た時に、一人前の福祉用具専門相談員になれたことになるのではないでしょうか。

 

資格を取ることと、福祉用具専門相談員として仕事することは異なるのではないでしょうか。