福祉用具専門相談員の役割とは?

福祉用具専門相談員の役割とは、ズバリ介護保険制度を利用する方に適合した福祉用具を的確に選定することです。要介護認定を受けた高齢者にとって福祉用具は生活の不自由さを軽減してくれる魔法の道具のような存在です。

 

歩行が困難な方には歩行補助杖、歩行器、車椅子などのレンタルサービスをします。特殊ベッド、褥瘡予防用具、体位変換器などは生活のほとんどを寝た状態で過ごす方にはなくてはならないものですのでレンタルサービスを受けることができます。

 

また、腰掛便座、特殊尿器、浴槽関係のものは販売の対象になります。このような知識は利用者の方は知らないことが多く、家の方にも正しく説明する必要があります。この仕事も福祉用具専門相談員の役割です。

 

まずは、利用者に実際に会うことから始めます。通常、ケアマネジャーが同行することが多いのであまり神経質にならず、利用者と温かいコミュニケーションを取り徐々に信頼関係を築いていきましょう。利用者の生活環境、住居環境を知らずして、その方が使用できる車椅子も浴槽用具もわかりませんね。

 

ひとつひとつ丁寧に調べていき利用者の意見を尊重しながら話を進めます。同居している家の方がいる場合は利用者と同じくらい意志を尊重します。時には利用者と家の方の意見が合わないこともあります。そのような時は答えをすぐに出さすに、うまく話に折り合いがつくように最善の決定をします。

 

福祉用具が選定、決定するまでにはケアマネジャーへの相談、報告も大切は業務となります。無事福祉用具が導入されてもそれで仕事が終わるわけではありません。その福祉用具が正確に使用されているか?利用者の身体に適合しているか?効果はあるか?などモニタリングすべきことはたくさんあるのです。

 

改善すべきことは早急に対処し、また時間がかかりそうな時は利用者にも理解してもらえるように説明しながら進めます。福祉用具に問題がない場合でも定期的に点検をしながら、利用者との信頼関係を大切にしていきます。

 

福祉用具専門相談員はとても奥の深い、大変感謝されるのでとてもやりがいがあります。