福祉用具専門相談員|資格の難易度はどれぐらい?

介護人材の確保を理由に、近年多くの介護関連資格が生まれました。介護福祉士、社会福祉士などの国家資格は数年単位での実務経験や勉強、試験が必要ですが、福祉用具専門相談員の資格には、受講に条件はなく希望すれば誰でもが受講することが出来ます。

 

難易度は低い

介護関連資格の中には、誰でも講義を受けることが出来る資格があります。平成27年4月からは改正により厳しくなるとは言うものの、福祉用具専門相談員の資格取得に関しては、難易度が低いと言われています。

 

無試験だからですが、講座を開いているスクールに申し込みして講習をすべて受講すれば、修了証を手にすることが出来るからです。

 

しかし、厚生労働省により見直し改正があり、質の向上と専門性の確保の為に、講義時間が40時間から50時間に変更され、受講終了後には修了評価が実施されるようになります。これにより、確実に現在よりも難易度は上がります。

 

介護へのかかわりはいつでも誰でも

資格取得に条件を有しない福祉用具専門相談員は、なりたいと思えば誰でもなれます。

 

身体介護サービス、生活介護サービスばかりが介護福祉ではありません。介護関連の仕事をしたいけど、補助具や物に関する方が得意で好きな人には、向いているかもしれません。物であっても使用するのは人ですから、コミュニケーションの必要性や人の傷みが理解できる人でないといけません。

 

介護への一歩は興味を持つことから始まります。興味を持った時が始めるときです。ハローワークでは、55歳以上の人向けに参加費無料の講座を実施しています。介護へのスタートは、何歳からでもチャレンジできるということです。

 

取得後が勉強の始まり?

全講義を終了して資格取得した後に、仕事を始めてもすぐには専門的に説明できるかというとそうはいかないでしょう。40時間や50時間では基礎的な知識しか得られません。

 

福祉用具も日々改良され、新商品も出てくるでしょう。利用者も人それぞれ、症状も自宅の構造も異なります。

 

講義の内容にいかに肉付けしていくか、利用者に介護者に家族にどうすれば満足してもらえるか、勉強は資格を生かして仕事を初めてからの方が、ずっと難しいと言えるのではないでしょうか。

 

資格取得は、福祉用具専門相談員の肩書が付いただけであり、その後の経験の積み重ねによって専門員となっていくのです。